概要 | こんにちは、佐沼屋です。 東京国立博物館にて開催されている人気のミュージアムシアターのご案内です。 このミュージアムシアターでは、私たちが今日「きもの」と愛称で呼ぶその原点、小袖(こそで)にスポットライトを当てます。江戸時代初期、煌びやかな装いを身上とした富裕層の女性たちは、独自のファッションセンスを競い合いました。彼女たちの中でも、特に注目を集める存在が描絵(かきえ)小袖でした。この小袖は、名高い画家たちが直々にデザインを施すという、その時代のトレンドを牽引するファッションアイテムであり、極上のステータスシンボルでした。 その流行の絶頂にあった「冬木小袖」は、なんと江戸を代表する絵師、尾形光琳の手によって描かれたもの。彼の画筆から生まれた小袖は、時代を超えて現代に至るまで、人々を魅了し続けています。 私たちは、江戸時代のファッションの粋をご紹介するとともに、光琳の手がけた冬木小袖が如何にしてこの世に誕生したのか、そして現代に甦った令和時代の修復プロジェクトを通してどのように新たな命を吹き込まれたのかを、その魅力と共に深く掘り下げていきます。この機会に、華麗なる江戸小袖の世界を存分にご堪能ください。 画像・説明文出典:東京国立博物館ミュージアムシアター「冬木小袖 光琳が描いたきもの」 |
---|---|
会期 | 2023年10月4日(水)〜12月24日(日) |
会場 | TNM & TOPPAN ミュージアムシアター 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 |
開館時間 | 水・木・金 土・日・祝・休日 |
観覧料 | 高校生以上 600円 ※11/8(水)~11/19(日)は、きもの着用でシアターにご入場いただくとシアターの鑑賞料が無料になるキャンペーンを実施します。広くきものに親しむ人に本キャンペーンを楽しんでもらえるよう、きものだけでなく、浴衣や、洋装と和装を組み合わせるコーディネートなど幅広い服装を無料の対象とします。 |
アクセス | JR「上野駅」公園口、「鶯谷駅」南口より徒歩10分 |
お問合せ | 東京国立博物館へのお問い合わせ |