概要 | こんにちは、佐沼屋です。 茨城県笠間市にある県陶芸美術館が、9月16日から特別な展示「皇室と新時代の陶磁:三の丸尚蔵館傑作展示」を開始しました。この展示では、宮内庁が管理する三の丸尚蔵館の広範なコレクションから、115点の近現代の陶磁器の逸品が選ばれ、公開されています。 皇室から受け継がれた明治から大正期にかけての薩摩焼や個人作家による昭和期以後の作品など、時代と共に変化していく陶磁の流れを、筑西市出身の板谷波山や陶聖などの著名アーティストの作品を通じて感じることができます。また、栃木県益子や笠間地域のアーティストとの関連も強調され、その共演が見られます。 初代宮川香山や富本憲吉、楠部彌弌ら昭和期以降に著名となったアーティストの作品群が一堂に展示されます。そして、茨城県の笠間焼の先駆者である塙彰堂の作品も特別に展示され、波山の教えを受けたその技術と芸術性を堪能できます。 1993年の開館以来、三の丸尚蔵館は皇室と連携し、絵画や書、工芸品など、合計9000点以上の品々を収蔵してきました。現在は2020年から開始された新施設の建設が進行中で、2026年の完成を目指しているとのことです。この間、一部のコレクションは地方の博物館への貸出しが積極的に行われています。 展示は12月10日まで続けられます。関心のある方は、美術館への問い合わせを推奨します(電話:0296-70-0011)。 |
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会期 | 令和5年9月16日(土曜日)~令和5年12月10日(日曜日) |
会場 | 茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時00分(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)、11月13日(月・県民の日)は開館) 9月19日(火曜日)、10月10日(火曜日) |
観覧料 | 一般:840(680)円 70歳以上:420(340)円 高大生:630(520)円 小中生:320(260)円 ※( )内は、20名以上の団体料金。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳または指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 ※土曜日は高校生以下は無料。 ※9月16日(土曜日)~9月18日(月曜日)、9月20日(水曜日)、9月21日(木曜日)は満70歳以上の方は無料。 ※11月13日(月曜日・県民の日)は全ての方無料。 |
アクセス | 【電車】 JR常磐線で上野駅~友部駅(特急70分) 友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車 笠間駅からタクシーを利用して5分 友部駅から笠間市内観光周遊バス(1回100円、1日フリー乗車券300円)で15分 【車】 北関東自動車道 友部インターから10分、笠間西インターから15分 常磐自動車道 岩間インターから25分、水戸インターから30分 【高速バス】 茨城交通高速バスで秋葉原駅~やきもの通り、または笠間駅(120分)下車 詳しくは、茨城交通ホームページでご確認ください。 【駐車場】 笠間芸術の森公園北駐車場(300台:無料)をご利用ください。 ※陶炎祭(4月29日~5月5日)、笠間浪漫(10月6日~8日)等イベント期間中は有料になりますが、当館の展覧会をご覧になる方は受付で返金いたします。 |
お問合せ | TEL:0296-70-0011 FAX:0296-70-0012 |