
2021.02.17
みなさん、こんにちは!
本日から京都での二十四節気の過ごし方をご紹介いたします。
今回より「京都の24節季」というテーマで
季節伴う行事についてお届けさせていただきます!
初回は、弊社のコロナ対策ニュースで少し出遅れましたが、
京都での春の訪れを知らせるイベントは「吉田神社の豆まき」から始まります。
2月のはじめといえばやはり立春。暦の上ではここから始まります。
漢字からわかるように、春の始まりを感じさせる日となっておりますが、寒さはまだやはり残っております。もし、季節を昼夜の長さで区別するのであれば、この日を春の始まりと捉えて正しいようです…しかし、典型的な盆地と言える京都市内では、まだ冷え込みがひどい毎日が続きます。
そんな立春の前日の大きな行事はやはり『節分』です。今年の立春は暦の関係で2月3日となっておりますが、節分の日も通常の前日の2日となっています。
どこの地域でも浸透しているこの節分でございますが、京都で節分と言えばやはり『吉田神社』が思い浮かべられます。
この吉田神社は貞観元年(西暦でいうと859年)に平安京の鎮守神として吉田山に造られた由緒ある神社です。吉田神社の第一殿・第二殿で祀られる神は厄除の神であり、この御祭神を特に祭る行事が節分祭です。
吉田神社では通常、節分の日の前日・後日も合わせて三日間、祭りが行われます。
この祭りの中での1番の見所は、「鬼やらい」とも呼ばれる追儺式(ついなしき)です。
鬼たちを、武器を持った方相氏(ほうそうし)が追い払い退治するというものです。
厄神祭も追儺式とともに前日に、節分の日には火炉祭が行われるというのが定番の流れです。
本年はコロナウイルスの影響を受けて、追儺式の中止や子供達が楽しみにしている出店も禁止などと、とても残念ですが、本年も行っている京都人の楽しみが一つあります。
それは、厄除福豆の販売です。梔子色の袋に入れられたこの豆を手に入れて、家に持ち帰り豆まきをするというのが京都では定番の流れであって、これがなければ節分を終え、立春を迎えることができません。
この梔子色の袋にもちゃんと意味はあって、古くから梔子色は魔除の色とされてきたことが関係しています。(また、実はこの福豆には抽選券がついており、豪華商品を手に入れるために多めに購入するという人も少なくはありません。)
コロナウイルスの蔓延により昨年より大変な時が続いてもう一年になろうとしています。2月2日、立春の前日にある「節分」。きっと、この日を境に鬼も衰弱していき、いつの日か退治されるであろうと信じましょう。暖かな春の日が来ると信じて。
また、京都での二十四節気の過ごし方をご紹介いたします。
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