佐沼屋呉服店のお知らせ「小さなお客様をお見かけしました」

小さなお客様をお見かけしました

いよいよ師走を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、店の蔵の側でかわいらしいお客様をお見かけしました。

たぬきでございます。

冬を迎える前の支度をしにやって来たのでしょうか。

まん丸の目でこちらを伺うような仕草には、とても癒されてしまいました。


さて、お着物の絵柄には自然模様や動物など様々ございますが、それぞれに意味が込められております。

例えば、鶴や亀は健康長寿、蝶は夫婦円満、うさぎなら子孫繁栄など、縁起が良いといわれる動物を描いたお着物をお召しになられる機会も多いかと思います。

目にする機会は少ないかもしれませんが、実は冒頭に出てきたたぬきも縁起の良い動物柄として分類されているんです!

たぬき柄の意味

皆様は、たぬきにどのようなイメージをお持ちでいらっしゃいますか?

たぬきを主人公にした昔話やアニメ映画はいくつかあり、その中でたぬきは様々な描かれ方をしております。

人によって「かわいい」と感じたり「狡猾(ずる賢い)」と思うなど、印象は異なるかもしれません。

和装においてのたぬきは「招福」や「商売繁盛」の意味が強くなります。

時々、店の中や入り口に恰幅の良いたぬきの置物を置いている飲食店をチラホラ見かけます。

あの置物は「商売繁盛のご利益がある」として、縁起を担ぐ商売人の間で珍重されており、たぬきの発音をなぞらえて「他抜き=群を抜いて発展する」ということを意味しております。

また、たぬきの見た目にも

  • 愛らしい顔と目は「愛想の良さ」や「周囲を見渡す」
  • 太いしっぽは「一日を円満に終わる」
  • ふくよかなお腹は「大胆かつ冷静な対応」

と、大変良い意味が込められております。

縁起物であるたぬきの絵柄は、お着物の他に帯に描かれていることもあり、愛好家の方にとっては手に入れたくてたまらないほど大変人気のある図案です。

たぬきと言えば…こんな諺を知っていますか?

「狸の嫁入り」という諺があるのをご存知でしょうか。

一般的には「狐の嫁入り」の方が良く使われます。

ですが、地域によっては「狸の嫁入り」も存在するようです。

狐の嫁入りは天気に雨が降る珍しい現象を指し、狸の嫁入りは天気に雪が降る現象を言います。

雨と雪を狐と狸に置き換えて表現しているのですね。

そしてこの狸の嫁入りは、青空の中を雪が花びらのように舞いながら降ってくる様子から「風花(かざはな)」とも呼ばれているそうです。

狸の嫁入りを描いた織物は、これから来る季節にぴったりの柄と言えそうですね。

風花(狸の嫁入り)が起こると、吹く風が強くなり寒さが増したように感じるので、首元などをしっかりと温めてお過ごしください。

何かと気忙しい毎日ですが、健康には十分ご留意ください。


佐沼屋呉服店は、

茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市などで着物を選ぶお手伝いをさせて頂いております。

皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております!

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