こんにちは、佐沼屋です。今回は、3月から新たに始まった佐沼屋の着方教室に合わせ、先生の洋子常務に着物をきれいに着るコツと、佐沼屋の着方教室の特徴などについてお話を伺いました。前編は、皆さんの不安を解消するために着方教室に参加する前に知っておいておきたいことを中心にまとめました。
着物に興味のある方、着付け教室をお探し中の方は、ぜひ、参考にしてみてください。
〇着物初心者の方、着付け教室をお考えの方へ
佐沼屋の着方教室は、最大5人までの生徒さんでおこなわれる少人数制の教室です。生徒さんの数を制限していますので先生の目が届きやすく、わからないところは直ぐに質問することができます。初回は教室が始まる前に営業社員がひとりひとりの生徒さんに付き、準備をお手伝いしますので全くの初心者の方でも道具を一式持ってきて頂ければ大丈夫です。
初心者の方はまず着物そのものにハードルの高さを感じてしまい、ましてや自分で着物を着るなんて手順も覚えられるか不安だし、難しいと思われるかもしれませんが、全ての手順は生徒さんがわかりやすいようにステップ・バイ・ステップでゆっくりとしたペースで進めます。1回の教室の中で、たとえば最初は先生と一緒に説明を聞きながら見様見真似で着装し、2回目は先生の説明だけで鏡を見ながらひとりで着装してみる、というように何回も繰り返し練習をします。次の教室の際には前回までの復習から入ります。家での練習は、最初は混乱するのでオススメしていません。毎回教室の中で集中して練習して頂ければ充分ですし、確実に覚えられます。何回も繰り返すことで自然と身に付きますので、安心してご参加いただけます。
〇ひとりで参加することに不安を感じている方へ
着方教室にひとりで参加されることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、教室の最中は先生から教わるだけでなく、ごく自然にお互いで教え合ったり助け合うようになります。同じ興味と目的を持った者同士なので、年齢に関係なくお互いがわからないところを訊いたり教えたりすることで親しくなる様子をこれまで過去の教室でも何回も見てきました。最初は見知らぬ者同士でも、共に学習することで距離が縮まるのだと思います。
佐沼屋では、毎月『きものdeおでかけ』というイベントを開催していますが、過去には着方教室で親しくなった生徒さん同士で参加されるケースも見受けられました。着方教室を通して知り合い、着物を通して交流の輪が広がるのは、教える側としても大変嬉しく感じます。
〇着方教室に参加する際の服装について
着方教室に参加する際の一番の注意点ですが、特にバストの大きい方は必ず和装ブラジャーの着用をお願い致します。胸があると帯を着装した際に帯が胸の下に入ってしまい、胸だけが強調されてしまいます。ですので、全体をできるだけ段差がない状態にした方がすっきり見えて、着物をきれいに着ることができます。胸の大きい方は、胸周りを抑える為に2枚着用することもあります。
タイツやストッキングは、寒い季節には履いて頂いて構いません。ただし、前幅を決めたりする際に前幅のちょうどいい位置は自分の足袋を履いた感覚で決めるので、足袋は必ず履く必要があります。
〇着付けの際に重要なこと
実際に着物を着る際に重要なのは、まず補正をしっかりとすることです。和装ブラジャーについては既に触れましたが、胸の補正は大きさにもよりますが必ず必要です。お腹が出ていて背中が引っ込んでいるようであれば、腰パッドも必要になります。体を凸凹のない寸胴の状態にして、着物がきれいに着られるように補正をきっちりやるようにすることで、着物を着た時にきれいに見せることができます。
また、補正をする際、タオルだと補正の自由が利かないので、佐沼屋の着方教室では、たとえばさらしの間にドラッグストアで売っているような脱脂綿をカットして間に詰めたりしています。補正パッドは販売していますが、着物を着る体型にもよるので、綿で必要な場所にちょっとプラスしたりして細かい補正作業を行います。
〇着方教室での着物のレンタルについて
着物をお持ちでない生徒さんが佐沼屋の着方教室に参加する場合、ご希望により着物をレンタル頂けます。着物のサイズは小柄な人用からごく一般的な身長の方用、そして160センチくらいまでの背の高い方用まで揃っていますので、自分のサイズに近い着物で練習して頂けます。とはいえ、レンタルの場合は自分の希望通りにはいかないこともあるでしょう。たとえば佐沼屋の社員でも、身長や体型に差があっても会社の着物を上手に着ることができているのは、おはしょりに気を使っているからです。腰紐を高い位置で結んだりして調整していますが、着物は大きい人に合わせてさえあれば小柄な人でも着られるという利点があります。実際に自分の寸法に合わないレンタルの着物でも、どうやったらきれいに見えるかというポイントも教室の中でお伝えさせて頂きますので、是非、覚えて必要に応じて実践してください。
〇練習用の帯揚げ・帯締めについて
着方教室に参加頂く際、帯揚げは決して高価なものが必要だとは言いませんが、できれば昔のような絞りのものではなく、平織の方が良いでしょう。帯締めは、丸ではなく平の方が練習には適していますので、これから購入をお考えの方は参考にして頂ければと思います。
いかがでしたか?今回は着方教室をお考えの初心者の方に向けて、佐沼屋の着方教室の特徴を中心に少しでも不安を取り除けるよう、まとめてみました。次回は更に具体的にご紹介します