佐沼屋呉服店

2023.07.02

日本の伝統的な衣装である着物は、その美しさや繊細さで多くの人を魅了しています。特に40代から50代の女性にとって、着物は真の大人の女性らしさを表現する上で恰好の選択と言えます。そして、着物を着こなすには貴女らしい個性を引き立てるための方法やコツがあります。今回は、ひとつ上の着こなしを目指したい40代から50代の女性に向けて、着物で表現する貴女らしさをテーマに、着物の着こなしのアイデアやコツをご紹介します。


 


〇色柄選びに一工夫


着物には様々な色や柄があり、非常にバリエーションに富んでいます。貴女の好きな色や肌のトーンに合った色を見つけることで、より貴女らしさを表現することができます。たとえば、落ち着いた色合いの着物に明るいパステルカラーの小物を合わせると、より女性らしさが引き立ちます。もしくは、派手な柄の着物にはシンプルな小物を組み合わせると、着物本来の美しさを引き立てることができます。


佐沼屋では、今月からお得意様を対象とした一般呉服の展示会にて、プロの診断士をお迎えして着物に特化したパーソナルカラー診断を実施しておりますので、こちらも是非ご活用くださいませ。


〇個性をアピールするアクセサリー選び


着物をより個性的に演出するための着こなしとして、アクセサリーを取り入れるのも有効です。たとえば、ショートヘアの方は大振りのイヤリングを合わせるとエレガントな印象になり、華やかさが増します。また、シルエットを美しく見せるためにベルトや帯締めでウエストラインを強調するのも良いでしょう。帯留めもワンポイントなアクセサリーとしてオススメです。貴女の好みや個性に合わせたアクセサリーを積極的に取り入れて、新しい着こなしにチャレンジしてみてください。


〇着姿で差をつける


ファッションとして楽しみで着物を着るなら、裄や袖丈は短く、袖の丸みを強調して着やすさや動きやすさを優先した寸法にするのが良いでしょう。少し手首が出るくらいでもOKです。逆にフォーマルな場面で着用するのであれば、袖丈を少し長くするとエレガントさがアップします。また、40代から50代の女性の帯結びはお太鼓か銀座結びが一般的ですが、洒落袋帯や名古屋帯、半幅帯などその時の気分や用途に合わせて帯を変えることで同じ着物でも印象がガラリと変わります。


〇最後に


40代から50代の女性にとって、着物は成熟した大人としての魅力と貴女らしい個性が表現できるアイテムです。着物の色柄やそれに合わせる小物やアクセサリーの選び方、帯や寸法にこだわることで、より貴女らしい個性のある着こなしを楽しむことができます。貴女自身の好みやライフスタイルに合わせて、是非着物を取り入れてみてください。